設計・コンサル業務
個人・法人の方を対象に、エネルギーコンサルをご提供します。機械設計や、開発コンサル、技術コンサルなどにお困りの方におすすめです。
東京電力・福島第一原発の事故により全国の原発が相次いで停止するなか、注目を集める技術がある。それが燃料油(重油、軽油、灯油、廃油など)と水を混ぜ、油の粒子中に水の粒を結合させたうえで、乳化させるエマルジョン燃料だ。従来よりも効率よく燃焼させることができるだけでなく、CO2やNOx、黒煙などを大幅に低減することができる。
燃料油を効率的に燃焼できるだけでなく、環境にも優しいエマルジョン燃料だが、デメリットもある。乳化剤を使うため、粘度が出て目詰まりしてしまったり、乳化剤自体のコストが高くついてしまうことなどが挙げられる。また、大きな装置の設置には広い場所が必要であるし、ミキシングに特定の水を使用しなくてはならないなどの制約もある。
しかし、株式会社ベルミックの「HESエマルジョン」は、それらの問題を解決している。まず、画期的なのは乳化剤を使用しない点で、コストカットだけでなく、安定した運転が見込める。また、水の制約も必要なく、水道水や井戸水でも使用することが可能で、さらには、機械自体も非常にコンパクトである。